毎年の一時帰国、通信は「帰るたびに借りる」か「置いたままにする」か|帰る回数と滞在日数で、1年ぶんを数え直す
毎年1〜2回、数週間だけ日本に帰る人の通信費を、1回ぶんではなく1年ぶんで数え直します。帰る…
残量の画面を開いて「あと8GB」と表示されたとき、ほとんどの人が知りたいのは容量の数字ではありません。それで月末まで足りるのかです。ところが多くの解説は「動画1時間で何GB」という単位で止まっていて、自分の生活に当てはめて日数に直すところまで書かれていません。
この記事では、1日ぶんの使い方を積み上げて「残量 ÷ 1日の消費 = 残り日数」を出す手順を書きます。どの容量を買うかを決めたい方はモバイルWiFiは何GBのプランを選ぶ?やチャージWiFiの容量の選び方が向いています。本記事はすでに契約している人が、いま何日もつかを知るためのものです。

やることは単純です。①自分の1日ぶんを積み上げる ②残量を1日ぶんで割る ③そこから余白を引く。この三手で、実用に耐える残り日数が出ます。
下の表は一般的な目安です。画質・設定・電波状況で大きく変わるため、幅で書いてあります。自分に当てはまる行だけを足してください。
| 使い方 | 時間 | おおよその消費(目安) |
|---|---|---|
| 動画(標準画質) | 1時間 | 0.5〜1GB |
| 動画(高画質) | 1時間 | 2〜3GB |
| ビデオ会議(カメラあり) | 1時間 | 0.5〜1GB |
| ビデオ会議(音声のみ) | 1時間 | 50〜100MB |
| 音楽の再生(ストリーミング) | 1時間 | 60〜150MB |
| 地図・ナビの表示 | 1時間 | 20〜50MB |
| 交流アプリの閲覧(動画込み) | 30分 | 200〜400MB |
| 調べ物・メール | 1時間 | 10〜30MB |
たとえば「夜に動画を標準画質で2時間、交流アプリを30分、調べ物を1時間」なら、1日あたりおよそ1.2〜2.4GBという幅になります。ビデオ会議の内訳をもっと細かく知りたい方はビデオ会議・オンライン通話は何GB使う?、ゲームを含む場合はオンラインゲームは何GB使う?に分解があります。
残量が8GB、1日ぶんが1.2〜2.4GBなら、残り日数はおよそ3〜6日。ここで大事なのは平均ではなく幅で出すことです。平均だけを見ると「5日もつ」と思い込み、高画質で見た日に一気に崩れます。
もうひとつ、毎日同じようには使わないという前提を入れてください。平日は少なく休日に増える人がほとんどなので、残りの日数に休日が何日含まれるかで結果が変わります。休日を「平日の2倍」と置くだけで、精度はかなり上がります。
逆算が外れるいちばんの理由は、自分が意識していない通信です。アプリの自動更新、写真の自動アップロード、動画の自動再生、バックグラウンドでの同期。これらは操作していない時間にも進みます。実務では、計算した残り日数から1〜2割を引いておくと、月末で慌てにくくなります。
この「見えていない消費」を止める具体的な設定はモバイルWiFiの「ギガが早く減る」5つの原因と、今日からできる節約設定にまとめてあります。機種変更の日のように1日で一気に消える日の内訳は機種変更の日に、ギガはどれだけ消えるのかが参考になります。

毎回積み上げるのが面倒なら、近いパターンをそのまま使ってください。いずれも幅つきの目安で、画質や設定によって上下します。
ビデオ会議が2時間(カメラあり)、調べ物と資料のやりとりが3時間、休憩に動画を1時間。合計でおよそ1.6〜2.6GB。会議のカメラを必要な場面だけにすると、この数字は半分近くまで下がります。
行き帰りの電車で交流アプリを合わせて1時間、音楽を2時間、夜に動画を1時間。合計でおよそ1.0〜2.0GB。音楽をあらかじめ端末に保存しておくと、ここから0.1〜0.3GBほど減ります。
動画を高画質で3時間、地図やゲームで1時間、大人の調べ物が1時間。合計でおよそ6.1〜9.1GB。休日は平日の3倍前後になることが多く、逆算が崩れるのはたいていこの日です。家族全体の見積もりは夏の旅行月、家族の通信量はどれだけ増える?の積み上げ方が応用できます。
この三つのどれかに自分を当てはめて、平日と休日で別々の1日ぶんを持っておくのが、いちばん実務的です。残り日数を出すときは「平日◯日+休日◯日」で分けて足してください。
ひとつめは、消費の山を平らにする。高画質を標準画質へ落とす、自動再生を切る、といった設定変更です。効き目が大きいわりに費用がかかりません。
ふたつめは、家で先に払っておく。動画や地図、資料をあらかじめ端末へ落としてから出れば、外での消費はほとんど発生しません。手順は出先で使うギガは、家で先に払っておけるに書きました。
みっつめは、足りないぶんだけ足す。残り日数が明らかに足りず、設定でも埋まらないときは、必要な量だけ追加するのがいちばん無駄が出ません。逆算をしてから足すと、足しすぎも防げます。使い切れなかった容量の扱いは契約の種類で変わるので、使わなかったギガはどこへ行く?もあわせて確認してください。
残量 ÷(1日ぶんの積み上げ)× 0.85 = 実用的な残り日数。この一行を残量画面の横にメモしておくと、月末の「気づいたら遅い」がほぼ消えます。数字はすべて目安で、環境や設定によって変わります。まずは自分の1日ぶんを一度だけ積み上げてみてください。一度出しておけば、あとは残量を割るだけです。
[…] 私の場合は、行く月だけ容量をチャージして持っていく形に落ち着きました。旅の前に必要量だけ足して、帰ったらそのまま置いておく。使わない月に料金が発生しないことが、年に数回しか旅に出ない人にはいちばん効きます。ひと月あたりどれくらい必要かの見積もりは残りのギガはあと何日もつかの逆算が目安になります。 […]
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