毎年の一時帰国、通信は「帰るたびに借りる」か「置いたままにする」か|帰る回数と滞在日数で、1年ぶんを数え直す
毎年1〜2回、数週間だけ日本に帰る人の通信費を、1回ぶんではなく1年ぶんで数え直します。帰る…
秋の夜長は、電子書籍やマンガアプリを開く時間が増える季節です。ところが月末になって「今月はやけにギガが減っている」と気づき、心当たりを探すと読書だったということがあります。ここでは、電子で本を読むときに通信をどれくらい使うのかを1冊・1巻あたりの目安に分解し、そこから月に必要な容量を逆算します。データ量は作品や画質設定、アプリの仕様によって大きく変わりますので、数字はすべて目安としてお読みください。

まず押さえておきたいのは、電子書籍は一括りにできないということです。おおよその目安は次のとおりです。
つまり、小説を10冊落としても30MB前後にしかならない一方で、マンガを10巻落とすと1GB近くに達することがあります。「読書だから軽い」という感覚は、マンガには当てはまりません。
もうひとつ効いてくるのが読み方です。多くのアプリには、あらかじめ端末に保存してから読む方式と、ページをめくるたびに読み込む方式があります。
保存してから読む方式は、最初にまとめて通信が発生しますが、読んでいる間は通信を使いません。移動中に読むなら、家や職場で先に保存しておくほうが結果的に軽くすみます。一方、その場で読み込む方式は必要なページだけを取りに行くので、途中でやめた本のぶんは無駄になりません。ただし電波の弱い場所では、ページが表示されるまで待たされることがあります。
同じ本を読み返す場合も差が出ます。保存してあれば通信はゼロですが、読み込む方式では読むたびに通信が発生することがあります。好きな作品を何度も読み返す方ほど、保存して読む方式のほうが通信量は少なくなります。

読む量から必要な容量をおおまかに出してみます。あくまで読書ぶんだけの計算です。
ここに試し読みや表紙一覧の閲覧が加わります。読み放題で次々に開いていくと、開いてやめた本のぶんも通信は発生します。読書だけで月2〜3GBというのは、マンガ好きの方には珍しい数字ではありません。
あとは、ふだんの動画やSNSにこの読書ぶんを足すだけです。ふだんの使い方の目安はスマホで動画やSNSは何GB使うかにまとめてあります。残りの日数から逆算したい月は残りのギガはあと何日もつかも参考になります。

スマートフォンの契約容量だけで回していると、読書のぶんが動画や地図と混ざって、何にいくら使ったのかが分からなくなります。読む量が多い月だけ別の回線を足しておくと、「本のために増やした通信」と「ふだんの通信」を切り分けられます。使い切ったかどうかも、残量が表示される機器なら開いた瞬間に分かります。
容量の決め方そのものに迷う場合はモバイルWiFiは何GBのプランを選ぶかを、出かける前に保存しておく使い方は出先で使うギガを家で先に払っておく方法をあわせてどうぞ。
読書ぶんの通信を足すかどうかを決めるとき、いちばん役に立つのは「自分は1GBをいくらで買っているのか」という単価です。計算は簡単で、月々に払っている通信料を、その月に実際に使ったギガ数で割るだけです。10GB使って3,000円なら1GBあたり300円、3GBしか使わなかった月なら1GBあたり1,000円になります。同じ料金でも、使わなかった月ほど単価は高くつきます。
この単価が分かると、判断が具体的になります。マンガを月30巻読んで2.4GB増えるなら、単価300円の人にとっては700円ぶんの通信です。逆に、ふだんは3GBも使わないのに大きな契約を続けている場合は、ふだんを小さくしておいて、読む月だけ足すほうが月あたりの支払いは軽くなります。チャージ式のように使う月だけ買い足せる形は、この「読む月だけ増える」使い方と相性がいい形です。
電子で本を読むときの通信量は、文字の本ならほぼ無視できる一方で、マンガや雑誌は1巻・1冊が数十MBから数百MBになります。読む量が多い月は、先に保存してから読む、読書ぶんを別の回線に逃がす、この二つで通信の心配はかなり減らせます。数字はいずれも目安で、作品や画質設定、アプリの仕様によって変わりますので、ご自身の使い方で一度実測してみてください。
買い切りの本体に、必要な月だけ容量を足して使うかたちです。使わない月に基本料が積み上がらないので、月ごとの差が大きい使い方と相性がよく、「足りなくなったときにどうするか」を先に決めておけます。
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