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節約のコツ

年賀状の写真選びで、通信はどれだけ使うのか|共有アルバム・直接入稿・データ送信を枚数で見積もる

📅 2026.10.19

十月の後半になると、年賀状の印刷サービスが早割を始めます。デザインを決めるところまでは早く進むのに、たいてい止まるのが「どの写真を載せるか」です。家族それぞれのスマートフォンに候補が散らばっていて、まず集めるところから始まる。その集める作業が、思っているより通信を使います。

この記事では、年賀状の写真選びでよく使う三つの方法——共有アルバム・印刷サービスへの直接アップロード・データ送信サービス——を、枚数から通信量を見積もれる形で並べます。数字はいずれも目安で、写真の画質設定やアプリの仕様、回線の状態によって変わります。それでも「どれくらいの規模の作業なのか」を知っておくと、月末に慌てずに済みます。

家でスマートフォンの画面を一緒に見る夫婦
候補を一緒に見ながら決める時間がいちばん楽しいところ。その前段の「集める」をどう済ませるかで、使う通信量が変わります

まず、写真1枚がどれくらいの大きさか

最近のスマートフォンで撮った写真は、標準的な設定で1枚およそ3〜5MBが目安です。高画質モードや、複数枚を合成する撮影モードを使っていると、これより大きくなることがあります。動画は桁が変わり、フルハイビジョンで1分あたり100〜200MB程度を見ておくと大きく外れません。

年賀状に使う写真は、家族で候補を出し合うと一人あたり20〜50枚になりがちです。三人ぶんで100枚前後と考えると、そのまま共有すればおよそ300〜500MB。これを「送る側」と「見る側」の両方が通るので、家庭全体では倍近くになる計算です。

画質を落として共有すると、どれくらい減るか

多くの共有アプリには、元の画質のまま送る設定と、縮小して送る設定があります。縮小する設定にすると1枚あたり数百KB程度まで下がるので、100枚でも数十MBに収まることがあります。ただし年賀状の印刷に使う写真は、縮小したものだと仕上がりが粗くなることがあります。選ぶ段階は縮小、決まった1枚だけ元の画質で送る、という使い分けが実際には扱いやすい方法です。

三つの方法を、通信量と手間で比べる

やり方は家庭によってばらつきますが、だいたい次の三つに整理できます。

方法 通信量の目安(候補100枚) 向いている場面 気をつける点
共有アルバム 送る側300〜500MB/見る側も同程度 家族で候補を出し合って選ぶ 全員が同じサービスを使える必要がある
印刷サービスへ直接アップロード 決定した3〜5枚で20〜30MB程度 写真が決まっている 早割の締切と、注文直前の混み合う時間帯
データ送信サービス まとめて送るぶんだけ(数百MB〜) 離れた家族から写真を集める 保存期間が決まっていることが多い

三つのうち、通信量がいちばん膨らむのは「選ぶ」段階です。最終的に印刷に出すのは数枚なのに、候補を全員で回し見するところで百枚ぶんが何度も行き来します。先に各自で五枚に絞ってから共有する、という段取りにするだけで、使う量はかなり下がります。

机の上に並んだノートパソコンとスマートフォン
注文はパソコン、写真はスマートフォンという分かれ方も多く、その間を写真が一往復します

自宅の回線で済ませるか、外で作業するか

年賀状の作業は、夜に少しずつ進めることが多いものです。家の固定回線があるならそちらで済ませるのがいちばん無駄がありません。問題になるのは、家に固定回線を引いていない家庭や、実家に帰ったときに作業する場合です。

スマートフォンのテザリングで済ませようとすると、数百MB単位の作業が月末の残量を直撃します。月の後半に作業が集中する行事なので、ちょうど残りが少ない時期と重なりやすいのが厄介なところです。残量の見方は残りのギガは、あと何日もつ?で整理していますので、作業を始める前に一度確認しておくと安心です。

普段から写真の自動バックアップを使っている場合、年賀状の作業とは別に毎月まとまった量が出ていきます。こちらの見積もりは写真と動画の自動バックアップは、月に何GB出ていくのかにまとめました。二つを足すと、十二月だけ急に増える理由が見えてきます。

当日あわてないための、三つの段取り

  1. 候補を各自で五枚まで絞ってから共有する。百枚を全員で回し見しない。
  2. 選ぶときは縮小設定、入稿するときだけ元の画質。通信量と仕上がりの両方を取れます。
  3. 注文は締切の数日前に済ませる。早割の期限直前は注文が集中し、画像のアップロードに時間がかかることがあります。

外で作業することが分かっているなら、必要なデータを家の回線で先に用意しておく手もあります。考え方は出先で使うギガは、家で先に払っておけると同じです。

テーブルの上に重ねて置かれたたくさんの写真プリント
刷り上がってしまえば一瞬ですが、そこに至るまでに写真は何度も行き来しています

通信が足りないときの選択肢

固定回線がない家庭や、実家に帰省したタイミングで作業する場合は、その数週間だけ通信をもう一本足すという考え方もあります。年賀状の作業は十一月から十二月に集中し、その後は落ち着くので、年間の契約を増やすより必要な期間だけ用意するほうが無駄が出にくい場面です。

どれくらいの容量を用意すればよいかは、候補の枚数で見積もれます。家族三人で百枚なら、送受信を合わせて1GB前後を見ておけば足りることが多いでしょう。動画も送るなら、1分あたり100〜200MBを足して考えてください。いずれも目安で、実際の消費は使うアプリや画質設定、回線の状態で変わります。

まとめ

年賀状の写真選びで通信を使うのは、印刷に出す瞬間ではなく、候補を家族で回し見する段階です。百枚を共有すれば数百MB、送る側と見る側の両方を通れば家庭全体でその倍近くになります。先に各自で絞る、選ぶときは縮小設定にする、注文は締切の数日前に済ませる——この三つで、十二月の残量を心配しながら作業する事態はかなり避けられます。

家の回線で済ませられるならそれがいちばんです。足りない見込みなら、作業が集中する数週間だけ通信を足すことも検討してみてください。

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