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料金・プラン

海外の携帯をそのまま日本で使うといくらになる?一時帰国の通信費を、1日定額×滞在日数で分解する

📅 2026.10.07

海外赴任や留学から、二週間だけ日本に戻る。この短い滞在でいちばん後回しにされるのが通信です。向こうの携帯をそのまま持ってきて、着いてから考えればいい——そう思って出発し、成田や羽田に降りた瞬間から毎日定額が走り出していた、という話をよく聞きます。

結論から書きます。海外の回線をそのまま使うか、日本で一台用意するかは、料金の高い安いではなく「日数で増えるか、増えないか」で決まります。ローミングは滞在日数に正比例して増え、日本で用意する側は日数が延びてもほとんど増えません。だから分かれ目は、何日いるかという一点です。

空港の国際線到着ロビーとフライト情報の表示板
到着ロビーに降り立った時点で、海外の回線は「日本での利用」に切り替わっている。

ローミングは「1日いくら」で積み上がる

海外の携帯会社が用意している日本での利用は、多くが1日あたりの定額という形をとっています。使った日だけ課金される仕組みなので、短い出張なら無駄がありません。問題は、その単価が滞在日数ぶんだけそのまま掛け算になることです。

仮に1日1,000円だとすると、三泊四日なら4,000円で済みます。ところが同じ単価で二週間いれば14,000円、一か月なら30,000円です。単価は変わっていないのに、総額だけが滞在の長さに引っ張られます。※実際の単価は契約している会社とプランで大きく変わります。必ずご自身の契約先でご確認ください。ここでは構造を見るための仮の数字として置いています。

日数ごとの早見(1日定額を仮に置いた場合)

1日800円なら、7日で5,600円・14日で11,200円・30日で24,000円。1日1,000円なら、7日で7,000円・14日で14,000円・30日で30,000円。1日1,500円なら、7日で10,500円・14日で21,000円・30日で45,000円。どの単価で引いても、二週間を超えたあたりから「国内で一台借りる」側の金額帯に並び、一か月では追い越します。

スーツケースを引いて移動する女性
滞在が長いほど、日数で増える料金と増えない料金の差が開いていく。

日本で用意する側は「容量」で決まる

いっぽう、日本で一台用意する場合の料金は、日数ではなくどれだけ使うかで決まります。十日いても一か月いても、使うデータ量が同じなら金額はほとんど変わりません。滞在が延びたときに金額が跳ねないのは、この構造のおかげです。

では一時帰国の二週間で、実際どれくらい使うのか。目安として多いのは、地図と乗換の検索、家族や職場との連絡、向こうの同僚とのビデオ通話、それに写真や動画の送信です。地図と連絡が中心なら一日あたり数百メガバイト、ビデオ通話を毎日するなら一日1ギガバイト前後が一つの目安になります(環境や画質によって変わります)。二週間なら、おおむね10〜20ギガバイトの範囲に収まることが多いという計算です。

容量の目安をもう少し細かく出したい場合は、使い方ごとの通信量をまとめた記事が参考になります。先に容量を決めてしまえば、どの手段を選んでも見積もりがぶれません。

滞在先によって「要る量」が変わる

同じ二週間でも、どこに泊まるかで必要な量は変わります。実家に戻るなら、家の回線が使える時間帯があるぶん、持ち込む通信は外出時だけで足ります。一方、家具付きの短期物件やホテルを拠点にする場合は、備え付けの通信があるかどうかで前提がまったく変わります。

注意したいのは、短期物件の備え付けが「あるかないか」だけでなく「速度と同時接続」まで見ないと分からない点です。仕事の会議を入れる予定があるなら、備え付けに全部を預けず、自分の一台を持っておくほうが安全です。

家具付きの短期物件の室内を案内する様子
家具付きの短期物件は、通信が付いているかどうかを契約前に確認しておく。

帰国前に決めておく三つ

  1. 滞在日数(これが日数で増える料金に直接効きます)
  2. 拠点に通信があるか(実家・短期物件・ホテルで前提が変わります)
  3. 毎日ビデオ通話をするか(する/しないで必要な容量がおよそ倍違います)

この三つが決まれば、総額はその場で出せます。逆に、三つが曖昧なまま単価だけを見比べても、安いほうを選んだつもりで高くつく、ということが起こります。

向こうの番号は残したまま、データだけ分ける

よくある誤解は、日本で一台用意すると海外の番号が使えなくなるというものです。実際には、海外の携帯は電話とメッセージの受信用として持ったまま、データ通信だけ日本側の一台に寄せるという分け方ができます。向こうからの着信は受け取れて、日数で増える料金だけを止められる形です。

この分け方をすると、二週間の滞在でも一か月の滞在でも、通信費の合計がほぼ読めるようになります。滞在が延びたときに慌てなくて済むのが、いちばん大きな違いです。

使う月だけ使える、チャージ式のWiFi
工事も長期契約もなく、滞在する月だけ容量を足して、使わない月は寝かせておけます。年に数回だけ日本に戻る形と相性があります。
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まとめ

一時帰国の通信は、手段を比べる前に滞在日数を先に置くのが近道です。日数で増える料金と、増えない料金。この二種類しかないと分かっていれば、短い滞在はそのまま、長い滞在は国内で一台、という線が自分で引けます。目安は二週間。ここを超えるなら、分けたほうが読みやすい金額になります。

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“海外の携帯をそのまま日本で使うといくらになる?一時帰国の通信費を、1日定額×滞在日数で分解する” への1件のフィードバック

  1. […] なお、海外で使っていた携帯をそのまま日本で使い続ける選択もありますが、こちらは日数の数え方がまた別になります。費用の分解のしかたは海外の携帯をそのまま日本で使うといくらになるかでまとめています。 […]

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