毎年の一時帰国、通信は「帰るたびに借りる」か「置いたままにする」か|帰る回数と滞在日数で、1年ぶんを数え直す
毎年1〜2回、数週間だけ日本に帰る人の通信費を、1回ぶんではなく1年ぶんで数え直します。帰る…
短期の出張やワーケーションのたびに、「今回はホテルのWi-Fiでしのぐか、テザリングで乗り切るか、それとも1台持っていくか」を毎回まよっていませんか。判断がブレる一番の理由は、比べる軸を「速さ」や「安心感」にしているからです。感覚で比べると毎回結論が変わります。
この記事では、軸を「泊数(=使う日数)」と「使うGB」の2つに絞って整理します。数字で線を引いておくと、次からは出張の予定が決まった時点で、迷わずに決められるようになります。

選択肢は多いようで、実務上は次の3つに収れんします。
追加費用がかからないのが最大の利点です。一方で、混み合う時間帯(夜21時〜24時ごろ)に速度が落ちやすいのと、施設ごとに設備の世代がまちまちなのが弱点です。到着してみないと当たり外れが分からない、という点は事前に織り込んでおいた方が安全です(実際の速度は環境により異なります)。
荷物が増えないので、1泊2日くらいまでなら現実的な選択肢です。注意点は2つ。スマホ本体のギガを削ることと、バッテリーの消耗が早いことです。移動しながら地図も見て、宿ではPCもつなぐ、という日は、夕方にはスマホの残量が心もとなくなりがちです。
スマホのギガとバッテリーを守れるのが利点です。ただし「毎月契約」のタイプだと、出張が無い月も料金が発生します。年に数回しか出張しない人にとっては、ここが一番のムダになります。使う月だけ足せるチャージ式が向くのは、まさにこのパターンです。

資料の確認とメール、地図、少しの調べもの程度なら、スマホのギガの範囲でおさまるケースが大半です。この帯では、わざわざ1台足す必要はありません。ただしオンライン会議が2本以上入る日は、後述のGB目安を先に確認してください。
3日を超えると、テザリングでスマホのギガを削り続けるのがきつくなります。目安として、「1日あたり1GBを超える使い方が3日以上続くなら、別回線を足した方が結果的にラク」と考えておくと判断が早くなります。速度制限がかかってからでは、その出張中はもう戻せません。
連泊や長めのワーケーションでは、通信は「あるかどうか」ではなく「作業の土台」になります。ここは迷わず別回線を用意し、宿のWi-Fiは大きいファイルのダウンロードや自動バックアップだけに使う、と役割を分けるのが現実的です。
泊数と同じくらい大事なのが、1日あたりの使用量です。あくまで目安で、画質・設定・アプリによって幅がありますが、次のくらいを見込んでおくと外しにくくなります。
「1日あたりの目安 × 泊数 × 1.5(余白)」で見積もると、足りないという事故がかなり減ります。会議の通信量をもう少し細かく知りたい方は、ビデオ会議・オンライン通話は何GB使う? も参考にしてください。

次の順に考えると、だいたい3分で決まります。
スマホ1台で兼ねるか分けるかで迷う方は、テザリングとモバイルWiFiはどっちがいい?、契約の形から見直したい方は 契約なしで使えるモバイルWiFiはどれ? もあわせてどうぞ。
使う月だけ使える、チャージ式のWiFi
出張やワーケーションが入った月だけギガを足せるので、使わない月の固定費がかかりません。年に数回の出張のために毎月払い続ける、という状態を避けたい方に向いています。
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