毎年の一時帰国、通信は「帰るたびに借りる」か「置いたままにする」か|帰る回数と滞在日数で、1年ぶんを数え直す
毎年1〜2回、数週間だけ日本に帰る人の通信費を、1回ぶんではなく1年ぶんで数え直します。帰る…
両津港に着いたフェリーのタラップを降りると、まず携帯の電波表示を見てしまう。島に渡るときの、あの一瞬の不安です。
佐渡島は東京23区の1.4倍ほどの面積があり、金山跡・港町・棚田が島の各所に散らばっています。移動が長く、地図と時刻表を何度も開く旅先なので、通信の準備で快適さがはっきり変わります。
この記事では、佐渡2泊3日を例に「何にどれだけ通信を使うか」を積み上げ、宿のWi-Fi・スマホのギガ追加・その月だけ足すチャージ式の3つを比べます。数値はいずれも目安で、実際の消費量は画質や設定、利用環境によって変わります。

新潟港から両津港までのフェリーはおよそ2時間半(ジェットフォイルは約1時間)。上陸してからも、両津から相川の金山エリアまではバスや車で1時間前後かかります。
船内では時刻表の確認や宿の連絡、待ち時間の動画視聴で通信を使います。洋上は陸上より電波が不安定になりやすいため、必要な情報は乗船前に開いておくと安心です。
坑道の内部や谷あいでは電波が届きにくい場所があります。ルートと帰りのバス時刻は、電波のある場所で先に確認しておくのが鉄則です。
写真の整理とクラウド同期、そして帰りの便の運航情報。3日目は「アップロード」で通信が増えます。

費用はかかりませんが、効くのは宿にいる間だけです。移動時間が長い佐渡では、通信が必要な時間帯の大半が宿の外にあります。夜に混み合って速度が落ちることもあります。
手続きは最も簡単です。ただし1GB単位の追加は割高になりやすく、家族4人がそれぞれ追加すると合計は膨らみます。テザリングを使うとスマホの電池消費も増えます。
使う月だけ容量を足せるので、旅行が入った月以外に固定費が残りません。1台で家族の端末をまとめられるため、人数が多いほど1人あたりの負担は下がります。荷物が1つ増える点と、事前に容量を決めておく必要がある点はデメリットです。
より一般的な比較は モバイルWiFiは何GBのプランを選ぶ? と 短期出張は何日から「その月だけ足す」が得か でも整理しています。
ここからは目安の話です。数値は環境や設定で変わりますので、幅として捉えてください。
これを2泊3日で足すと、1人あたりおおむね5〜10GB。2人なら10〜20GB、4人家族なら20GBを超える計算になります。見積もりには1.5倍の余裕をかけておくと、現地で足りなくなる事故を避けられます。家族単位の増え方は 夏の旅行月、家族の通信量はどれだけ増える? が詳しいです。

毎月ギガが余る人と、旅行月だけ足りなくなる人では、正解が逆になります。足りない月に合わせて毎月の契約を上げると、11か月ぶんを捨てることになります。
ギガの減りが早いと感じている場合は、先に設定を見直すだけで改善することもあります。チャージWiFiの容量の選び方 もあわせてどうぞ。
使う月だけ使える、チャージ式のWiFi
旅行や帰省が入った月だけギガを足せるので、使わない月の固定費がかかりません。年に数回の旅行のために毎月の契約を上げたくない方に向いています。
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