モバイルWiFiの本体は、いつ替えるのか|持ち時間・つながるまでの手数・一年で使った回数の三つで、買い替えと持ち方の見直しを分ける
モバイルWiFiの替え時は、使った年数では決まりません。同じ使い方をしたときの持ち時間・つな…
子どもの習い事や部活の送り迎えで、行きと帰りのあいだが二時間ほど空く。いったん帰るには短く、近くで過ごすには長い。この時間を車の中で過ごす方は多いと思います。私の周りでも、駐車場に停めてスマートフォンを触っているうちに、月末に通信量の警告が出てしまったという話をよく聞きます。
この記事では、送り迎えの待ち時間という「毎週決まって発生する数時間」を、スマートフォンのギガを削らずに過ごすための組み立て方を整理します。特別な機材の話ではなく、いま持っているものの役割を分けるだけで、体感はかなり変わります。

通信量の話をする前に、その二時間で実際に何をしているかを分けてみます。よくあるのは次の四つです。
いちばん通信量を使うのがここです。画質設定にもよりますが、標準画質の動画を一時間見るだけでもそれなりの量になります。毎週二時間を四週続ければ、月の使用量に無視できない差が出ます。目安は環境や設定で変わるため、正確な数字はご自身の明細で確認してください。
メールの返信、写真の送信、書類の確認。一つひとつは軽くても、添付ファイルのやりとりが続くとまとまった量になります。テザリングでノートパソコンをつなぐ場合は、バックグラウンドの同期や更新まで乗ってくるので、体感より多く使いがちです。
献立、買い物、次の予定。文字と画像が中心なので通信量としては軽いほうですが、待ち時間のたびに開くので回数は多くなります。
終わる時間の確認、迎えの位置合わせ、写真の共有。短いやりとりですが、ここだけは途切れると困ります。
この四つのうち、1と2が通信量の大半を占め、3と4は少ないのに「切れると困る度合い」が高いという形になります。だから対策も、この二つを分けて考えるのが早道です。

一台で1〜4のすべてをまかなうと、月末に通信が遅くなったときに「連絡も調べものも一緒に遅くなる」という状態になります。動画を見すぎた結果、迎えの時間を確認するメッセージが送れない。これがいちばん避けたい形です。
速度制限のかかり方や解除の条件は契約によって異なりますので、ご自身の契約内容をご確認ください。ここで言いたいのは数値の話ではなく、同じ一本にぶら下げていると、重い用途の失敗が軽い用途まで巻き込むという構造のほうです。
おすすめしたいのは、回線を二本に分けて役割を決めてしまう方法です。
3と4だけに使うと決めてしまえば、月末に残量を気にすることはほとんどなくなります。迎えの連絡が確実に通る状態を最優先で守る、という考え方です。
1と2は、モバイルWiFiなどの別回線に寄せます。車内で電源を入れておけば、子どもがタブレットで動画を見るときも、こちらがノートパソコンを開くときも、同じ一台からつなげます。家族が二人以上で使う待ち時間なら、この分け方の効きが大きくなります。

ここで悩ましいのが、送り迎えは「ある時期は毎週あるが、シーズンが終われば減る」という性質を持っていることです。大会前の数か月は毎週、終われば月に一度、というご家庭も多いはずです。固定の月額契約を一本増やすと、使わない月の分まで払うことになります。
365チャージWiFiは、こうした使う時期が読みにくい用途に向いています。必要なときにデータを足して使い、使わない時期はそのままにしておけるので、送迎シーズンだけ厚くする、という使い方ができます。地図や連絡はスマートフォン、動画と作業はこちら、と役割を決めておけば、月末に慌てることは減ります。
三つだけ挙げておきます。一つ目は、運転中は操作しないこと。設定は停車してからにしてください。二つ目は、夏と冬の車内に機器を置きっぱなしにしないこと。高温や低温はバッテリーに負担をかけます。三つ目は、電波の入りが立体駐車場や地下では弱くなることがあるため、屋外の駐車スペースを選べるなら、そちらのほうが安定しやすいという点です。いずれも環境によって差がありますので、目安としてお考えください。
送り迎えの待ち時間は、毎週決まって発生する「予定された数時間」です。だからこそ、行き当たりばったりでスマートフォンを使うより、あらかじめ役割を分けておいたほうが楽になります。連絡と調べものはスマートフォンに残し、動画と仕事はもう一本へ。そして、その一本は毎月固定ではなく、送迎が多い時期だけ厚くする。この形にしておくと、月末の残量を気にする時間そのものが減ります。
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[…] なお、平日の送り迎えで駐車場に一、二時間とどまるときは、必要な通信の形が変わります(車内で過ごす時間の組み立ては子どもの送り迎え、駐車場で待つ1〜2時間をどう使うかで扱っています)。ここで扱うのは、朝から夕方まで会場に居る土日のほうです。 […]