モバイルWiFiの本体は、いつ替えるのか|持ち時間・つながるまでの手数・一年で使った回数の三つで、買い替えと持ち方の見直しを分ける
モバイルWiFiの替え時は、使った年数では決まりません。同じ使い方をしたときの持ち時間・つな…
駅の改札前、カフェの席、宿のロビー。無料で使えるWiFiは年々増えました。ただ「つないでいいのか」「つないだあと何をしていいのか」は、案内に書かれていないことがほとんどです。
この記事では、フリーWiFiにつなぐ前の確認手順と、つないだあとに避けたい操作、そして自分の回線と使い分ける目安までを整理します。全部やめる必要はありません。分けて使うのがいちばん現実的です。

ひとことでフリーWiFiと言っても、提供している主体も、つなぎ方も違います。ざっくり3つに分かれます。
| 場所 | よくある認証 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 駅・空港・商業施設 | メールアドレスや会員登録、時間制限あり | 同じ名前の電波が複数見えることがある |
| カフェ・飲食店 | レシートやテーブルに書かれたパスワード | 店名に似た別の電波が混ざりやすい |
| ホテル・宿 | 部屋番号と名字、または共通パスワード | 同じ回線を宿泊者全員で分け合うため混みやすい |
共通しているのは、その場にいる誰でもつなげる回線だということです。だからこそ、つなぐ前とつないだあとで、やることを分けて考えます。
いちばん多い間違いが、似た名前の電波を選んでしまうことです。店内の掲示やレシートに書かれた名前と、スマホに出ている名前を1文字ずつ見比べます。ハイフンやアンダーバーの有無まで見るのが確実です。
鍵マークが付いていない電波は、通信が暗号化されていない場合があります。パスワードを入力するタイプのほうが、原則としては安心度が高いと考えてよいでしょう。ただし鍵があれば絶対に安全という意味ではありません。
多くのフリーWiFiは、つないだ直後に利用規約の画面が開きます。この画面に提供者の名前が書かれているかを1度だけ確認してください。どこの誰が提供しているか分からない回線は、そこで離れるという判断ができます。
一度つないだ電波に、次からスマホが勝手につながる設定になっていることがあります。旅先や出張先で使ったフリーWiFiは、使い終わったら自動接続を切っておくと、知らないうちにつながる状況を減らせます。

フリーWiFiは「見るための回線」と割り切ると迷いません。次の3つは、自分の回線に切り替えてから行うのが無難です。
地図を見る、乗換を調べる、写真を送る、動画を見る。このあたりは日常的にフリーWiFiで済ませて構わない範囲です。境目は「入力するかどうか」と覚えておくと分かりやすいと思います。
宿やカフェのWiFiは、混む時間帯に一気に遅くなります。原因の切り分けは「遅い」原因は3つに分かれるとつながらないときの確認リストにまとめていますが、外出先では時間をかけて調べるより、別の回線に逃げるほうが早いのが実際のところです。
代替はふたつあります。ひとつはスマホのテザリング。手持ちだけで完結しますが、親機の電池が減りやすく、月のデータ量も削られます(比較はテザリングとモバイルWiFiの違いにまとめました)。もうひとつが、自分専用の回線を1台持っておく方法です。

| やりたいこと | フリーWiFi | 自分の回線 |
|---|---|---|
| 地図・乗換・検索 | ◯ | ◯ |
| 写真や動画の閲覧 | ◯(混雑時は遅い) | ◯ |
| オンライン会議 | △(切れることがある) | ◯ |
| ログイン・決済 | × | ◯ |
| 仕事のファイル送受信 | × | ◯ |
表のとおり、フリーWiFiだけで1日を回そうとすると、必ずどこかで詰まります。逆に、詰まる部分だけを自分の回線でまかなえば、通信費を大きく増やさずに済みます。毎月ずっと契約しておく必要があるかは、使う頻度しだいです。
速度や快適さは場所と時間帯によって大きく変わります。ここに書いたのはあくまで目安として読んでください。
ひとりなら我慢できる遅さでも、家族4人が同じ宿のWiFiにつなぐと、動画が止まる時間が一気に増えます。宿の回線は建物全体で分け合っているため、夜の時間帯に集中するのが普通です。人数が多い外泊ほど、自分の回線を1台持っている効果が出やすいと感じています。
逆に、日帰りでひとりなら、フリーWiFiと手持ちのスマホだけで足りることがほとんどです。持っていく通信は、人数と泊数で決めると過不足が出にくくなります。
使う月だけ使える、チャージ式のWiFi。旅行や出張のある月だけ足して、使わない月は寝かせておけます。
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