紅葉の旧閑谷学校を半日で歩く|楷の木と紅葉全体で見ごろが分かれる理由と、山あいで通信を切らさない持ち方
旧閑谷学校は、楷の木と紅葉全体で見ごろの時期が分かれます。半日で講堂から木々へ歩く順番と、山…
湖面の向こうに富士山、手前には一面の紫のラベンダー。夏の河口湖には、この季節にしか出会えない景色があります。標高約830メートルの湖畔は真夏でも朝晩は涼しく、避暑をかねた日帰り旅にもぴったり。今回は、夏の富士五湖・河口湖を中心に、ラベンダーの名所から忍野八海まで、絶景をめぐるさんぽコースをご紹介します。
河口湖の北岸にある大石公園は、夏の富士五湖でも指折りの絶景スポットです。例年6月下旬から7月中旬にかけてラベンダーが見頃を迎え、湖越しの富士山と紫の花畑をひとつの構図で楽しめます。この時期は「河口湖ハーブフェスティバル」も開かれ、園内には花壇沿いの遊歩道や売店も。ラベンダーソフトクリームを片手に、香りに包まれながら歩く時間は格別です(開花状況・イベント日程は年により変わるため、お出かけ前に公式情報をご確認ください)。
写真を撮るなら、花越しに富士山を見上げるローアングルが定番。午前中は逆光になりにくく、山頂までクリアに見える日が多いと言われます。

大石公園のあとは、湖畔をぐるりとめぐるのがおすすめです。河口湖遊覧船に乗れば、湖上から富士山と御坂の山々を一望できます。湖の東岸にはカフェや美術館が点在し、テラス席から富士山をながめて過ごすのも良い時間。レンタサイクルで湖畔道路を走れば、車では見逃しがちな小さなビューポイントにも立ち寄れます。一周は約17キロあるので、体力と時間に合わせて区間を選ぶのが現実的です。
河口湖から車で20分ほど、富士山の伏流水が湧く忍野八海もぜひ組み合わせたい場所です。茅葺き屋根の建物と澄んだ湧水池、その向こうに富士山という、日本の原風景のような景色が広がります。池の水は驚くほど透明で、のぞき込むと青く光る水底まで見えます。歩いて回れるこぢんまりした集落なので、滞在は1時間ほどでも十分楽しめます。

河口湖へは、新宿からの高速バスで2時間弱、電車なら大月駅から富士急行線で約50分が目安です(所要時間は交通状況により変わります)。現地では河口湖周遊バスが大石公園方面を回っており、忍野八海へは路線バスまたは車が便利。夏休み期間の週末は道路も駐車場も混み合うため、朝早めの到着が動きやすいと感じます。
時間に余裕があれば、河口湖のとなりの湖にも足をのばしてみてください。西湖は観光地化が控えめで、静かな湖畔と樹海の緑が魅力。湖畔の「西湖いやしの里根場」では茅葺き集落の景観が再現されており、忍野八海とはまた違う趣があります。山中湖は富士五湖でいちばん大きく、湖畔のサイクリングロードや水陸両用バスが人気です。夕方に山中湖側へ回ると、夕日に染まる富士山(赤富士に近い景色)に出会えることもあります。それぞれ車で20〜30分ほどの距離なので、朝は河口湖・午後はもう一湖、という組み立てがしやすいエリアです。
標高が高いため、真夏でも朝晩は思いのほか涼しく、薄手の羽織りが一枚あると安心です。日中の湖畔は日差しをさえぎる場所が少ないので、帽子と日焼け止め、飲み物は必携。大石公園や忍野八海は砂利道や石畳もあるため、歩きやすい靴がおすすめです。モバイルバッテリーも忘れずに——地図・写真・動画でスマホの電池は思った以上に減ります。
河口湖エリアの旅は、実はスマホをよく使います。周遊バスの時刻確認、ラベンダーの開花状況チェック、駐車場や道路の混雑確認、撮った写真の家族へのシェア。海外からの観光客が多い時期は、観光地の無料WiFiや回線が混み合い、つながりにくく感じる場面もあります(通信状況は場所・時間帯により異なります)。
そんなときの備えとして、買い切り+必要な分だけチャージできるモバイルWiFiをかばんに入れておくと安心です。月額契約ではないので、旅行のときだけ使う持ち方ができ、容量が足りなければその場でチャージすればOK。まず少なめで始めて、足りたら足す——が失敗しにくいコツです。どれくらいの容量が要るかは容量の選び方の記事を、電波が不安な屋外での備えはキャンプでのWiFi活用の記事もあわせてどうぞ。
ラベンダーと富士山の共演は、一年のうちほんの数週間だけの景色です。大石公園で花と山をひとつの構図におさめ、湖畔をめぐり、忍野八海の湧水でひと涼み。移動や情報チェックはスマホに任せて、通信の備えはチャージ式WiFiで身軽に。この夏の週末、河口湖まで絶景さんぽに出かけてみてはいかがでしょうか。
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