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使い方ガイド

サブ回線は本当に必要か|1年持ち歩いて、実際に使ったのは何日だったかを数えた

📅 2026.09.05 更新 2026.09.06

サブ回線を持つかどうかは、たいてい「あると安心らしい」で止まります。私も一年前はそこで止まっていました。実際に一年持ち歩いてみて、いちばん知りたかったのは「結局、何日使ったのか」でしたが、その数字はどこにも書いてありません。

そこで自分で数えました。結論を先に書くと、一年で実際に使ったのは十九日です。少ないと見るか、それだけあれば十分と見るか。判断できるように、使った日と使わなかった月をそのまま並べます。数字は筆者の一年ぶんの記録で、使い方によって大きく変わります。

持つ前に引っかかっていたこと

ためらった理由は三つでした。ひとつめは、月に何度も出張するわけではないのに毎月払うのかということ。ふたつめは、いざというときに限って充電が切れていそうだということ。みっつめは、そもそもホテルにも駅にも無料のWiFiがある時代に要るのか、ということです。

外出先でノートパソコンを持ちスマートフォンで通話するビジネスマン
出先で仕事をする日の通信は、行き先ごとに条件が変わります(写真:PIXTA)

三つめは実際そのとおりで、無料WiFiが問題なく使えた日も多くありました。以下は「使えなかった日」の記録という意味でもあります。

実際に使ったのは十九日だった

内訳はこうです。出張と遠方の打ち合わせで十一日。自宅の回線が落ちた日が二日。カフェや移動中の作業で四日。家族の帰省に持たせたのが二日。合わせて十九日でした。

意外だったのは、出張の全日ではなかったことです。宿のWiFiが十分速い日は使っていません。使ったのは「宿のWiFiが混む時間帯」と「会議のある日の朝」に集中していました。夜二十時台のホテルは同じ建物の全員が同時に使うので、体感で目に見えて遅くなります。ここは環境によって差が大きい部分です。

ノートパソコンを操作する二人の手元
通信が不安定だと、いちばん困るのは資料を開いた瞬間です(写真:PIXTA)

自宅の回線が落ちた二日は、どちらも平日の日中でした。復旧の見込みが分からない時間帯に会議が入っていて、このときだけは代わりが利きませんでした。在宅ワークと出張の予備回線で書いたとおり、止まったときに困るのは速度ではなく「いつ戻るか分からないこと」のほうです。

無料WiFiで足りた日と、足りなかった日の違い

使わなかった日の条件も書いておきます。宿や店の無料WiFiで足りたのは、①作業がテキスト中心 ②時間帯が午前か昼過ぎ ③自分ひとりで完結する作業、の三つがそろった日でした。逆に足りなかったのは、映像を伴う打ち合わせが入った日と、大きめのファイルを送る必要があった日です。

もうひとつ、無料WiFiは接続のたびにブラウザで同意画面を通す形式が多く、会議の直前にこれをやると間に合いません。速度そのものより、つなぎ直しに何秒かかるかのほうが実務では効きました。

充電と持ち歩きは、思ったより負担にならなかった

持つ前にいちばん心配していた「いざというときに充電が切れている」は、一年で一度も起きませんでした。理由は単純で、使う日が分かっているからです。前日の夜に充電するだけで足ります。毎日使う道具ではないぶん、管理する回数も少なくて済みました。

重さについても、鞄に入れっぱなしにできる大きさなら意識しなくなります。実際に負担だったのは物理的な重さではなく、使わない月にも料金が出ていく感覚のほうでした。

合わなかったのは「毎月払う」という形だった

一年を振り返ると、使った月は五か月に偏っていました。残りの七か月は一日も使っていません。それでも料金は毎月かかります。ここが自分には合いませんでした。

気持ちの問題ではなく、続かなくなる理由になります。使わない月が続くと「解約しようか」と考え、解約した直後に限って必要になる。実際、途中で一度やめようとして、その月に出張が入って思いとどまりました。

自宅の机でノートパソコンに向かう男性
家で働く日と外で働く日が混ざると、必要な月も年によって変わります(写真:PIXTA)

結局、手元に残ったのは「使う月だけ足す」形だった

一年やってみて残った結論はひとつです。必要なのは回線そのものではなく、必要な月にだけ足せる仕組みでした。年に五か月しか使わないなら、五か月ぶんだけ払えばいい。当たり前のようですが、常時契約が前提だとこの発想になりません。

目安として、月に二〜三日以上そういう場面があるなら足す価値があり、年に一度あるかないかなら足さなくてよい、というのが自分の線でした。何日から「その月だけ足す」が得かで日数の目安を、外で働く日の通信の保険で場面ごとの備え方を扱っています。

通信の速さや快適さは場所・時間帯・端末によって変わります。ここに書いたのはあくまで一人ぶんの記録で、同じ結果になるとは限りません。

使う月だけ使える、チャージ式のWiFi

買い切りの本体に、必要な月だけ容量を足して使うかたちです。使わない月に基本料が積み上がらないので、月ごとの差が大きい使い方と相性がよく、「足りなくなったときにどうするか」を先に決めておけます。

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