モバイルWiFiの本体は、いつ替えるのか|持ち時間・つながるまでの手数・一年で使った回数の三つで、買い替えと持ち方の見直しを分ける
モバイルWiFiの替え時は、使った年数では決まりません。同じ使い方をしたときの持ち時間・つな…
秋が深まってくると、外にいるあいだだけスマホの電池の減りが早い、と感じることがあります。朝は七割あったのに、夕方の駅で残り二割になっている。家の中で同じだけ使った日には起きなかったことが、屋外では起きる。気のせいのようでいて、理由のあることのようです。
この記事では、気温が下がる季節に持ち歩きの通信をどう組み立てるかを整理します。電池の挙動には個体差も端末差もあるため、以下は一般的に言われている傾向と、実際にできる備えの話として読んでください。

一つは、電池そのものの性質です。スマホやモバイル機器に使われているリチウムイオン電池は、低温になると内部の反応が鈍り、取り出せる電力が一時的に落ちると言われています。容量が失われたわけではないため、暖かい場所に戻すと表示が回復することがあります。「急に十数パーセント落ちて、部屋に入ったら戻った」という経験は、これで説明がつく場合があります。
もう一つは、電波環境です。屋外や地下、建物の陰では基地局からの電波が弱く、端末は強い電波を探そうとして出力を上げます。これは季節に関係なく電池を食う動きですが、寒い時期は屋外で立ち止まる時間が長くなりがちで、結果として「寒い日ほど減る」ように見えます。電波が弱いときの切り分けは圏外になったとき上から順に試す手順にまとめています。
いちばん簡単なのは、使わないあいだ端末をコートの外ポケットではなく内側に入れることです。体温に近いところに置くだけで、冷え切った状態にはなりにくくなります。撮影や地図の確認で長く手に持つ場面では、手袋やケースで多少なりとも外気との差をつくると違います。
見落としがちなのが、予備のバッテリー側も冷えているということです。カバンの底で外気と同じ温度になったバッテリーは、本来の出力が出ないことがあります。予備を持つなら、本体と同じく内側に入れておくほうが確実です。バッテリーの持ちを底上げする基本は電池を長持ちさせるコツにも書いています。

冷えた端末をそのまま充電すると、機器側が保護のために充電を遅らせたり止めたりすることがあります。カフェや車内など暖かい場所に入ってしばらくしてから充電を始めるほうが、結果的に早く回復することが多いようです。急いでいるときほど、いったん温度を戻す時間をとるのが近道になります。
ここまでは一台をどう長持ちさせるかの話ですが、屋外で長時間になる日は、そもそも一台に全部を背負わせないほうが安全です。スマホのテザリングで家族ぶんの通信までまかなうと、親機の電池は一気に減ります。通信を出す役を別の端末に持たせれば、スマホは撮影と連絡に集中できます。

役割を分ける考え方そのものは外出先で電池が切れたときの三つの比べ方で詳しく扱っています。紅葉やイルミネーションのように「外にいる時間が長い月」がはっきりしているなら、その月だけ使える通信を用意しておくと、毎月の固定費を上げずに済みます。
同じ屋外でも、何をしているかで減り方は変わります。地図アプリを画面に出したまま歩く、動画をその場でアップロードする、電波の弱い場所で写真をまとめて送る。この三つは、画面の点灯時間と通信の出力がどちらも大きくなるため、消費が目に見えて増えます。
逆に、あらかじめ地図を保存しておく、写真の送信は宿や自宅に戻ってからにする、といった段取りにするだけで、屋外で電池を使う時間は短くなります。出先の通信を家で先に済ませておく考え方は、寒い季節ほど効きます。
一つ、端末と予備バッテリーを内側のポケットに入れる。二つ、地図やチケットなど当日に必ず使うものは、電波の良い場所にいるうちに開いておく。三つ、長時間の屋外が決まっているなら、通信を出す役を別に用意する。この三つで、寒い日の「残り二割」はかなり避けられます。
気温が下がると電池の減りが早く見えるのは、電池自体の性質と、屋外の電波環境の両方が重なるためだと考えられます。対策は難しくなく、冷やさないこと、暖めてから充電すること、そして一台に背負わせないことの三つです。※挙動は端末・電池の状態・環境によって異なります。
使う月だけ使える、チャージ式のWiFi
紅葉やイルミネーションで外にいる時間が長い月だけ容量を足して、使わない月は寝かせておけます。
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