紅葉の旧閑谷学校を半日で歩く|楷の木と紅葉全体で見ごろが分かれる理由と、山あいで通信を切らさない持ち方
旧閑谷学校は、楷の木と紅葉全体で見ごろの時期が分かれます。半日で講堂から木々へ歩く順番と、山…
真夏でも、奥日光まで上がると空気がひんやりと変わります。標高千三百メートルの中禅寺湖畔は、平地より体感で五度ほど涼しいと言われ、避暑地として古くから外国人にも愛されてきました。世界遺産の日光東照宮から、いろは坂を登った先の華厳の滝・中禅寺湖まで、「歴史」と「大自然の涼」を一日でめぐれるのが日光の魅力です。
ここでは、はじめて夏の日光を歩く方に向けて、定番の見どころとモデルの回り方、そして山あいの旅で必ず出てくる「通信」の話をまとめました。
日光の玄関口といえば、徳川家康をまつる日光東照宮。なかでも国宝の陽明門は、五百以上の彫刻がびっしりと施され、一日中見ていても飽きないことから「日暮の門」とも呼ばれます。夏は木々の緑が社殿の朱色を引き立て、朝のうちに参拝すると比較的すいています。

東照宮・二荒山神社・輪王寺をあわせた「二社一寺」は徒歩で回れますが、坂と階段が多いので歩きやすい靴がおすすめです。
東照宮エリアから車で三十分ほど、いろは坂という急カーブの続く山道を登ると、そこはもう別世界の奥日光です。登りきった先に待つのが、落差九十七メートルの華厳の滝。エレベーターで観瀑台まで降りると、しぶきの届く距離で滝を正面から見上げられます。夏でもひんやりとした空気に包まれ、天然のクーラーのようです。
華厳の滝のすぐ上に広がるのが中禅寺湖。男体山の噴火でできた堰止湖で、湖畔には遊覧船やボート、静かなカフェが点在します。半月山展望台まで足を延ばせば、湖と男体山を一望する絶景が待っています。時間に余裕があれば、湿原の木道を歩く戦場ヶ原ハイキングも、夏の高原歩きとして人気です。

時間に余裕があれば、奥日光にはまだ涼を感じられる名所があります。中禅寺湖のさらに奥、湯ノ湖から流れ落ちる湯滝や、渓流沿いに水が三筋に分かれて流れる竜頭の滝は、新緑に包まれた夏がとくに美しい場所です。滝と滝のあいだに広がる戦場ヶ原は、木道が整備されていて初心者でも歩きやすく、高原の風と鳥の声のなかを散歩できます。いろは坂の途中にある明智平ロープウェイからは、華厳の滝と中禅寺湖、男体山を一度に見渡せる絶景ポイントもあり、写真好きにはたまりません。
いずれも標高が高く、真夏でも過ごしやすいのが奥日光の魅力です。半日では回りきれないほど見どころがあるので、無理をせず「今日はここまで」と決めて、また次の夏に訪ねるのもおすすめです。
日光の名物といえば湯波(ゆば)。京都のものより厚く巻いてあるのが特徴で、湯波そばや湯波丼、揚げ湯波まんじゅうなど、食べ歩きにもぴったりです。門前の食事処で味わえば、参拝のあとの休憩にもなります。
東京からは、東武日光線の特急で浅草から約二時間、またはJRで日光へ。奥日光へは日光駅からバスが基本です。目安の流れはこのくらいです。
いろは坂は行楽シーズンに渋滞しやすく、路線バスの本数も限られます。時刻や運行状況をこまめに確認できると、山の中でも慌てずに動けます。
楽しい日光歩きですが、奥日光は山あいのため、場所によっては電波が弱くなることがあります(つながりやすさは時間帯・混雑・キャリアで大きく異なります)。とくに困りやすいのが次のような場面です。
スマホの電池も、地図や写真を多用すると一気に減ります。人数で一台をシェアできるチャージ式のモバイルWiFiを一台持っておくと、いざというときの「地図係のスマホが圏外・電池切れ」を防ぎやすく、旅の安心につながります(通信の体感は環境により異なります)。
使う月だけ使える、チャージ式のWiFi
旅行や出張の月だけギガをチャージ。使わない月は費用がかかりません。数人で一台をシェアできるので、旅先の「地図係」の負担も減らせます。
夏の日光は、世界遺産の荘厳さと奥日光の涼しさを一日で味わえる、贅沢な避暑スポットです。歴史ある社殿を歩き、滝のしぶきで涼み、湖畔でのんびり。あとは、その一日をスマホの圏外や電池切れで慌てないよう、通信の備えを一つ持っておくだけです。ぜひ次の週末の候補にしてみてください。
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